このページでは、SIM MANIA に掲載している通信速度測定の前提条件と、記事内の数値を見る際の考え方をまとめています。
本サイトの速度測定は、平日昼の混雑時間帯における実用上の傾向を継続的に確認することを目的としています。できる限り同じ条件で測定し、週単位で整理して掲載していきます。
測定の目的
本サイトの測定は、単発の最高速度を競うことではなく、平日昼の混雑しやすい時間帯において、各回線がどの程度使いやすいかを確認することを目的としています。
そのため、瞬間的なピーク値だけではなく、平均値や参考値、週単位での傾向を重視しています。
測定端末・ソフトウェア環境
使用端末
測定には、Samsung Galaxy S24 UltraのSIMフリーモデル(SM-S928Q)を使用しています。
OSバージョン
測定時点では Android 16 を使用しています。今後、Android 17 などのメジャーアップデートを行った場合は、本ページの記載もあわせて更新します。
ブラウザ
測定には、その時点での Google Chrome 最新版を使用しています。測定ごとにブラウザキャッシュの削除は行っていません。
端末状態
測定時点で、端末の空きストレージ容量は概ね 50GB 以上を確保しています。極端に空き容量が少ない状態では測定しません。
省電力設定・アプリ環境
測定時は省電力モードを使用しません。VPN、広告ブロッカー、通信を最適化する系統のアプリや機能も使用しない前提で測定しています。
通信条件
通信方式
測定は 4G 固定で実施しています。5G は利用せず、LTE環境での比較に統一しています。
SIM形状
測定に使用する回線は、すべて eSIM で運用しています。
対象回線
現時点で主に測定対象としている回線は、以下の2回線です。
- IIJmio タイプD(ドコモ網) 音声通話+SMS+データ通信 ギガプラン
- mineo Dプラン(ドコモ網) デュアルタイプ(データ通信+音声通話) マイピタ
今後、運用状況や記事の反応を見ながら、対象回線を追加または見直す場合があります。
通信の最適化について
測定対象回線では、回線事業者側の通信の最適化が適用される前提で測定しています。そのため、本サイトの測定結果は、契約中の回線を実際の利用環境に近い形で使用した場合の傾向を確認することを目的としています。
デュアルSIM運用時の扱い
デュアルSIMで運用する場合は、測定対象以外のSIMを無効化したうえで測定します。物理SIMを無効化し、eSIMを切り替えることで測定用対象のeSIMに設定しています。
測定中の端末利用
測定中は、他アプリによる大きな通信が発生しないようにしています。ただし、SNSの通知など、通常利用の範囲で発生する軽微な受信は完全には遮断していません。日常利用に近い状態を保ちつつ、大きな通信負荷は避ける方針です。
測定場所・測定日時
測定場所
測定は都内港区の同一エリアで実施しています。測定位置の誤差はおおむね 100m 以内に収まるようにしています。
測定日・天候
測定は平日に行い、天候は晴れの日のみを対象としています。できる限り条件を揃えるため、雨天時や条件差が大きい日は測定対象から外しています。
測定時刻
測定時間は、可能な限り 12:00〜13:00 の間としています。ただし、実際の運用上は多少前後する場合があります。各記事では、測定結果とあわせて実際の測定時刻も確認できるようにしています。
測定ロジックの概要
測定には自作の測定サイトを使用しています。主なロジックは、平日昼のMVNO比較に合わせて調整しています。
- スマホ版の測定は、1回あたり3ラウンド実施
- Ping / Jitter は5回リクエストし、初回値を除外して計算
- ダウンロードは10MBファイルを主体に測定し、条件に応じて25MBファイルを使用
- アップロードは1MB単位の送信を繰り返し、約5秒を目安に測定
- 結果は平均値に加え、最大値・最小値を除いた参考値も表示・保存
また、測定結果はサーバー側に保存し、後から履歴確認や集計ができるようにしています。管理用のCSVでは、測定日時、測定対象回線、平均Ping、平均Jitter、平均DL、平均UL、参考値、各ラウンドの結果を確認できる構成にしています。
測定サーバーについて
測定サーバーは自前環境で運用しています。測定用VPSの帯域上限は 100Mbps であるため、本サイトの測定は、100Mbpsを大きく超える高速帯域の厳密比較には向いていません。平日昼のMVNO実用比較を主目的とした条件です。
数値を見る際の注意点
通信速度は、利用する場所、時間帯、端末、電波状況、回線の混雑状況などによって変動します。同じ回線であっても、常に同じ結果になるわけではありません。
また、本サイトでは条件を揃えることを重視していますが、通知受信や周辺環境の変化など、実利用に近い範囲での揺らぎは残ります。
加えて、測定対象回線では通信の最適化が適用される前提で測定しているため、本サイトの結果は、各回線を実際の契約状態に近い形で利用した場合の傾向を見るための参考情報としてご覧ください。
そのため、単発の絶対値というよりも、同じ条件で継続的に観測した際の相対的な傾向を確認するためのデータとして掲載しています。
今後の更新について
使用端末、OS、ブラウザ、測定ロジック、測定対象回線などに大きな変更があった場合は、本ページの内容を随時更新します。
