Xiaomi 15Tシリーズがついに発表！Leica監修カメラはProで光学5倍望遠に対応。無印との違いは？

本日、Xiaomiは多くのファンが待ち望んでいた最新スマートフォン「Xiaomi 15Tシリーズ」をグローバル向けに正式発表しました。ラインナップは、フラッグシップの「Xiaomi 15T Pro」と、高いコストパフォーマンスを誇る「Xiaomi 15T」の2モデルです。

両モデルとも、ドイツの名門カメラメーカーLeica（ライカ）が監修したカメラシステムを搭載しつつ、プロセッサや充電性能で差別化が図られています。この記事では、両モデルの魅力と違いを確認していきます。

今回のTシリーズも、引き続きLeicaとの共同開発による卓越したカメラ体験を大きな特徴としています。Leicaならではの自然で深みのある色合いを再現する「Leica Authentic」と、鮮やかで印象的な写りを実現する「Leica Vibrant」の2つの写真スタイルを選択可能です。

ディスプレイは、両モデルともに高精細な6.83インチのAMOLEDディスプレイを搭載。最大3200ニトという驚異的なピーク輝度を誇り、直射日光の下でも優れた視認性を確保します。

まさに「Pro」の名にふさわしい、シリーズの頂点に立つモデルです。

プロセッサ: MediaTekのフラッグシップチップ「Dimensity 9400+」を搭載。あらゆる高負荷なタスクやゲームを快適にこなす、現行最高クラスの処理性能を誇ります。
Leicaカメラ:
- メイン (50MP): 新世代の「Light Fusion 900」イメージセンサーを採用し、光をより多く取り込み、暗い場所でもノイズの少ない鮮明な撮影が可能です。
- 望遠 (50MP): Tシリーズとして初めて光学5倍のペリスコープ望遠レンズを搭載。画質の劣化を抑えながら、遠くの被写体を大きく引き寄せることができます。
- 超広角 (12MP): 広大な風景もダイナミックに捉えます。
バッテリーと充電: 5500mAhの大容量バッテリーに加え、90Wの有線急速充電と50Wのワイヤレス充電に対応。短時間で充電を完了できます。

Proモデルの魅力を受け継ぎながら、より幅広いユーザーに届けるバランスの取れたモデルです。

プロセッサ: 高性能チップ「MediaTek Dimensity 8400-Ultra」を搭載。日常使いはもちろん、多くのゲームも快適にプレイできる十分なパワーを持っています。
Leicaカメラ:
- メイン (50MP): こちらも実績のある「Light Fusion 800」イメージセンサーを搭載し、高品質な写真撮影を実現します。
- 望遠 (50MP): 光学2倍望遠に対応。Proモデルには及ばないものの、ポートレート撮影などで活躍します。
- 超広角 (12MP): Proモデルと共通の超広角カメラを搭載。
バッテリーと充電: 5500mAhの大容量バッテリーはProと共通ですが、充電は67Wの有線急速充電に対応しています（ワイヤレス充電非対応）。

「Xiaomi 15Tシリーズ」は、Leica監修によるカメラ性能を軸に、それぞれのニーズに合わせた2つの魅力的なモデルを提示してきました。特に「Xiaomi 15T Pro」の光学5倍望遠は、カメラ機能を重視するユーザーにとって非常に強力な選択肢となるでしょう。

欧州での価格は、Xiaomi 15T Proが799ユーロ（約14万円）からとなっており、日本での価格設定が注目されます。今後の続報を待ちましょう。